VRヘッドセットと両手に持つコントローラーだけでは、日本人には当たり前の「お辞儀をする」ことすらできません。 ぺたんこ座りでかわいさを表現することもできなければ、ヤンキー座りをして悪ぶってみることもできません。 VRメタバースにダイブすると、こうした動きをしているかわいい・かっこいいアバターを沢山目にします。 HaritoraX シリーズを使うことで、誰もがこうした表現をすることができます。
ベルト取付部も含めてわずか17グラムの小型軽量ボディは、付けていることを忘れてしまうぐらいのサイズ感です。激しい動きをしたときもセンサーが衝撃で動いたりしにくいため、アバターが意図しない動きをすることを防ぐ効果もあります。
このサイズですが、バッテリー駆動時間は20時間。長時間ダイブするヘビーユーザーでもバッテリー切れを恐れずお楽しみいただけます。1日3時間程度の利用なら、約1週間充電せずにご使用いただくことができ、面倒な充電の回数を減らすことができます。また、ベルトを装着したまま充電が可能なので、本体とベルトを都度取り外す面倒な作業も必要ありません。
フルトラは毎日のように取り付け、取り外しをします。さっと取り付けて、ぱっと外せる、専用のフックつきベルトを開発しました。一度長さを調整しておけば、手に持った状態から2秒で取り付け。
各センサーが通信機能を内蔵している、フル・ワイヤレス方式のため、コントローラーや手足、椅子の肘掛けなどにケーブルを引っかけてしまうことがないのも特徴です。ダンスや体操など、VRメタバース内で身体を激しく・大きく動かす方にお勧めです。
カメラ等の外部センサーを用いたトラッキングではなく、角速度・地磁気・加速度センサー(9軸IMU)を用いたトラッキング方式のため、光学式センサーで頻発する「トラッカー飛び」が原理的に発生せず、どんな姿勢でもトラッキングが可能です。
あぐらを組むと自らの足でセンサーを隠してしまいますし、かがむと腹部のセンサーが隠れてしまったりと、光学式センサーはトラッキングを失う(トラッカー飛び)姿勢が多くあります。
HaritoraXシリーズが採用するIMU方式は、センサーを衣服や身体で隠してしまっても大丈夫。トラッキング飛びを恐れず、さまざまな姿勢を表現できます。寒い日に、足にブランケットを掛けたままお使い頂くことも可能です。
正座やあぐらも可能な脚部横への取付と、寝転がる際などに抵抗が少ない脚部前への取付のどちらにも対応。お客様のバーチャルライフスタイルに合わせて、装着方法をお選びいただけます。専用ベルトはもちろんどちらもサポート。
足を組んで足先をパタパタと動かしたり、バレリーナのような美しい立ち姿を演出したり。足首の動きはアバターの表現になくてはならないものです。HaritoraXシリーズは足首部に内蔵されたToFセンサー(距離計測センサー)によって、足首関節の動きを取得。アバターの足首をなめらかに動かすことができます。
一般的なIMU方式フルトラ機器は、足の甲にセンサーを追加で設置することで足首関節の動きを捉えます。この方式では、毎日の取付け・取り外しの手間が増えますし、費用もかかってしまいます。HaritoraX ワイヤレスは追加のセンサーを取り付ける手間なく、この価格の中で足首関節を動かせるのが強みです。
不用意に足首を動かしたくないときや、バッテリーの消耗を抑えたい場合は、この機能をオフにすることもできます。
clusterやバーチャルモーションキャプチャーなど、VRChat以外でも動作を確認済み。
これらアプリに限らず、SteamVR対応の様々なフルトラッキング対応アプリで動作します。
9軸IMUを用いるフルトラ・デバイスの精度は、Windows/スマートフォン用の姿勢推定アプリの作り込みに大きく左右されます。同様のセンサーを搭載していても、同アプリの作り込みによってアバターの動きが全くといって良いほど異なります。
izm氏が有志とともに開発した 初代Haritora をベースに、Shiftallと共同開発した次世代機がHaritoraX シリーズです。初代モデルと共に改善を続け、定評ある姿勢推定アプリ「Haritora Configurator」が高度な姿勢推定を行います。搭載する「クイック・キャリブレーション」機能は、 VR空間内からコントローラーのトリガーを連打するだけで姿勢補正が可能で、没入感を損なうことがありません。
※ ファームウェアアップデートはWindowsPCとのBluetooth接続が必要です。
VRヘッドセット(頭部)、コントローラー(右手・左手)の3点に加え、HaritoraXワイヤレスを用いることで6点のトラッキングポイントが加わり9点トラッキングを実現。さらにHaritoraX ワイヤレス 肘トラッキング拡張セット(右肘・左肘)による2点を追加し、合計11点のトラッキングポイントを用いて現実世界の人体の動きを余すとこなくメタバース上で再現することを、11点トラッキングと呼び、メタバースでダンスなど身体の動きを楽しむユーザーにとって憧れの環境とされています。
※各メタバース・プラットフォームで対応する最大トラッキング点数が異なります。
VRヘッドセットと両手のコントローラーのみであっても、手の平の位置から肘関節の位置を推定して肘の動きが表現できますが、手首をくるくると回す動作や、手首を固定して肘を動かすような動作をすると、メタバース上のアバターにうまく反映されませんでした。しかし、HaritoraX 肘トラッキング拡張セットを使うことで、より正確な肘の動きを実現します。
HaritoraX ワイヤレス センサーユニットは、Windows用の「HaritoraX ワイヤレス 装着部位設定」アプリを用いることで装着部位を自在に書き込み・書き換えができるようになっています。出荷時は装着部位なしの状態ですが、本アプリを用いることで、肘用(ELBOW)として使うことはもちろん、胸(CHEST)や腰(HIP)用に書き換えることで、現在販売中のHaritoraX ワイヤレスの代替センサーとして使用することもできます。
後日配信予定の新ソフト「Shiftall VR Manager」にて頭や手首等への対応を予定しております。「Shiftall VR Manager」はベータ版の配布をこちらよりしております。最新のソフトウェアを試すことができますので、ぜひベータ版をご体験ください。
HaritoraX ワイヤレスの通信をより快適にするための専用通信ドングルです。
HaritoraX ワイヤレスはBluetooth通信を用いていましたが、この専用通信ドングルを用いることで、独自の2.4GHz帯通信を使って通信することができます。そのため、他のBluetooth機器と併用する際に発生する問題を回避することができます。
具体的にはHaritoraX ワイヤレスとBluetoothヘッドフォンなどを併用するとBluetoothチップの処理能力を越えてしまい、ヘッドフォンの音質が悪化したり、HaritoraX ワイヤレスの実効フレームレートが低下し、アバターがスムーズに動かせなくなることがありました。また、Windows 10/11のPCでは7つまでのBluetooth機器までしか扱うことができませんが、HaritoraX ワイヤレスが6つを消費してしまう関係上、HaritoraX ワイヤレスに加えて2つ以上のBluetoothデバイス(例:Bluetoothマウスとキーボード、など)を接続することができませんでした。これらの問題が、専用通信ドングルによって全て解決されます。