HaritoraX 2を拡張し光学トラッキング併用型にする「HaritoraX 2 Add-on “R”」を発表

2025-01-07
ニュースリリース
品名: HaritoraX 2 Add-on “R”

価格(税込): 3万円前後

発売時期: 2025年秋

専用カメラ接続方式: USB

トラッキング方式: 赤外線

製品ページはこちら: https://ja.shiftall.net/products/haritorax2-addonr

株式会社Shiftallは、HaritoraX 2の性能を向上させる拡張キット「HaritoraX 2 Add-on “R”」(読み:ハリトラックス ツー アドオン アール)を発表します。本製品はHaritoraX 2に取り付け、同梱の専用カメラと組み合わせることで光学トラッキング方式に対応する後付けアタッチメント(Add-on)です。HaritoraX 2が採用しているIMU方式は各関節の回転角度から姿勢を推定しますが、Add-on “R”では絶対位置を取得するため、一度使用開始すると再キャリブレーションの必要がなく、アバター姿勢と利用者姿勢の差異もほとんど発生しません。

また、HaritoraX 2の標準セットは胴体と足に合計6つのセンサーを装着することで光学的な補助が全くない状態でも問題なく姿勢推定ができるため、他社の胴・足に2~3個しかセンサーを取り付けない光学方式と異なり、光学トラッキングが失われた際も姿勢が崩れる(トラッキングが飛ぶ)ことがありません。

Base Stationを使用する光学方式とIMU方式(HaritoraX 2)を併用する使い方が可能でしたが、両方のメリットを総額7万円程度(HaritoraX 2 39,999円を含む)で実現できます。1台のPCに複数台のカメラを接続することで、カメラの死角を減らし、トラッキングロストを減らすことも可能です。

光学式に特化した専用品ではなくオプション品にした背景としては、まずHaritoraX 2でフルトラをはじめていただき、ご使用いただく中で光学式のメリットも享受したいと感じられた方のみが、Add-on “R”を買い足せるようにしたためです。

なお、以前発表した「HaritoraX ワイヤレス R」は発展的解消とし、同等以上の性能を持つHaritoraX 2 R Optionの開発に注力して参ります。

2025年1月7日〜10日(太平洋標準時)にアメリカ・ラスベガスにて開催される、世界最大級のテクノロジー・イベント「CES 2025」にこの製品も展示いたします。

出展情報

イベント名称

CES 2025

会期: 2025年1月7日~10日 (米国現地時間:PST太平洋時間)

場所: LVCC Central Hall, Booth #14041

関連URL
https://www.ces.tech/

https://exhibitors.ces.tech/8_0/floorplan/?hallID=B&selectedBooth=14041